キジ鳩の保護

キジ鳩”ポッポ”物語(実話)

平成17(2005)年7月の出来事でした

ある日夕方のわんこ達の散歩から帰ると、ジャーマンシェパードのミント♀が玄関わきにキジ鳩のヒナがいることに気付きました。

興味津々に鼻先を近づけますが、キジバトのヒナはじっとしたまま全く逃げようとしません。

そういえば家の前の街路樹にはキジ鳩の巣が・・・

その巣で子育てしているようでしたから、その巣から落ちてしまったヒナだと思われます。

このままにしておけば猫に襲われる危険があるので、とりあえず我が家で保護することにしました。

ただし、野鳥であるキジ鳩は飼い続けることはできないので、とりあえず飛び立てるようになるまでかな?

興味津々のわんこ達に見守られるキジ鳩のヒナ

我が家でいったん保護したといっても、親鳩から離れてしまい人と犬に囲まれてしまったキジ鳩のヒナは、きっと不安でいっぱいだったでしょうね?!

なぜキジ鳩を保護しようと思ったのかと言うと・・・

自分が小学生のころに年の離れた兄が大きな鳩舎を作って数十羽の鳩を飼っていたことがあり、そこでは鳩が卵を産み孵化しヒナが育っていました。

そのころに兄のお手伝いで鳩のヒナに餌やりしたことがあったからキジ鳩のヒナも育てられるだろうと考えたからでした。

と言うことで、近所のペットショップへ行き状況を説明してキジ鳩のヒナ用に餌を買ってきて、子供のころを思い出しながらヒナに餌をあげました。

クチバシを大きく広げて、ヒナ用の餌をのどの奥まで押し込むようにして強制的に食べさせます。

鳩は、胸のあたりに胃袋がありそっと触ると、食べた餌の量を指先で確認することができます。

我が家では、嫁さんが犬以外の生き物は苦手でして、公園の鳩も苦手ときているのでヒナのお世話は自分が全部やることは当然!

子供たちは興味はあるものの嫁さん同様に近くで様子を見ているという感じ・・・

さらに、大・中・小の三わんこ達も初めて近くで見る生き物が気になってしょうがない様子でした。

手乗りキジ鳩!・・・名前は”ポッポ”

餌を食べ、我が家の様子にも慣れてきたキジ鳩のヒナ。

巣から落ちた際にケガしていないか、もしかしたら猫に巣を襲われたのかも・・・

などと色々考えながら、ヒナの全身をチェックしましたが、特にケガは無し。

よく見ると産毛は残っているものの羽はしっかりしているし、自力で飛べそうな感じです。

しかし、なぜが手に乗っても怯える様子もなく、バタバタと逃げようとしないキジ鳩のヒナでした。

しばらく我が家で飼うのでと、キジ鳩に命名・・・”ポッポ”って呼ぶことにしました。

さんぽ中の不思議?!・・・親鳩のお迎え!!

その翌日、三わんこ達と夕方の散歩をしていると、どこからともなくキジ鳩の鳴き声が・・・

”ホーホーポッポー”てな感じの声が聞こえてくる?

町内の公園に行っても聞こえてくる・・・”ホーホーポッポー”

近所の湧水にあるビオトープに行っても聞こえてくる・・・”ホーホーポッポー”

30分ほどの散歩でしたが、ず~っとキジ鳩の鳴き声がどこからともなく聞こえていました。

家に帰って玄関先で三わんこ達にご褒美をあげていると、家の前の電線にキジバトがいることに気づきました。

もしかして、昨日保護したキジ鳩”ポッポ”の親鳩かな???

そのように思いながら電線のキジ鳩を見上げていると、逃げる様子もなくこちらを見つめているようにも感じてきました。

そして、嫁さんと子供たちにその事を話し、ポッポを親バトに返すことにしました!!

とりあえずポッポを車庫の屋根に!

手の届く高さのあるお向かいの家の車庫の上にポッポを置いてみました・・・

しばらくして、親鳩は近くの電線をあっちにこっちに移動しては、こちらの様子を見ているようでした。

親鳩とご対面!!

娘ちゃん(上の写真右下)が、あたりの様子を見ていると・・・

娘ちゃんの上の電線に親鳩が、娘ちゃんの後ろの車庫の屋根にはポッポが見えます。

その後、親鳩はポッポのいる車庫の上にやってきました!!

無事に親鳩のお迎えができました!

親鳩に迎えられうれしそうな様子のポッポ!

その後、親鳩と一緒に街路樹に飛び移っていきました。

今回は1泊2日の保護期間でしたが、我が家にとっては何やら楽しくて、微笑ましい時間が過ごせました。

ポッポにはこれからも元気に育ってほしいと願うばかりでした。